システムズエンジニアリングを用いた建設機械の故障解析


          

刊名:建設機械施工
作者:大川聰(元慶応義塾大学SDM研究所,元コマツ)
刊号:861D0003
出版年:2020
年卷期:2020, vol.72, no.6
页码:23-30
总页数:8
分类号:TU6
关键词:システムズエンジニアリングTQMFTASysMLエンジンハイドロリックシステム
参考中译:
语种:jpn
文摘:欧米と中国ではシステムズエンジニアリング(以下SE)が普及しており,既に2004年にはISO規格化がなされている。日米の建設機械と自動車業界でも徐々にSEの導入が始まっている。日本の建設機械業界と建設業界では,SEを導入することで新規開発の成功率を上げたり,あるいは故障や不具合の解析と対策を改善できる可能性が考えられる。そこで,本稿ではこの新しいSEの概要について解説し,SEを応用して建設機械の故障解析を行った例を紹介する。また,モデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE)言語であるSysML(Systems Modeling Language)を用いて故障を記述することで,人的な要因の解析と複雑なメカニズムを解析した例も取り上げる。