酸化亜鉛形避雷器の動作責務とエネルギー耐量に関する技術動向調査専門委員会


          

刊名:電気学会論文誌
作者:柘植憲治(日本ガイシ)
鈴木洋典(東芝エネルギーシステムズ)
福井浩司(音羽電機工業)
刊号:730D0087-B
ISSN:0385-4213
出版年:2019
年卷期:2019, vol.139, no.5 付録
页码:5
总页数:1
分类号:TM7
语种:jpn
文摘:避雷器は雷撃や電力系統の開閉等に伴う過電圧から電力機器·機材を保護するために発変電·送配電系統に広く用いられている。日本で酸化亜鉛素子が発明されて電力用避雷器に適用されると,優れた非直線電流-電圧特性に基づく過電圧保護性能により,電力系統の絶縁協調の要として電力インフラに占める位置付けはますます重要になった。避雷器は雷や開閉サージ,あるいは系統の短時間過電圧に対して保護動作を行うときに,これによる様々なエネルギーストレスに曝される。このため,JEC規格やIECをはじめとする国際規格には酸化亜鉛形避雷器に要求される動作責務と必要となるエネルギー耐量が規定されている。