高エンタルピー抽出高温希ガスプラズマ MHD 発電機の数値的検討


          

刊名:電気学会論文誌
作者:卓新民(東京工業大学大学院総合理工学研究科創造エネルギー専攻)
田中学(東京工業大学大学院総合理工学研究科創造エネルギー専攻)
奥野喜裕(東京工業大学大学院総合理工学研究科創造エネルギー専攻)
刊号:730D0087-B
ISSN:0385-4213
出版年:2016
年卷期:2016, vol.136, no.10
页码:779-784
总页数:6
分类号:TM7
关键词:MHD 発電リニア形状ファラデー形発電機高温希ガスプラズマ高エンタルピー抽出
参考中译:
语种:jpn
文摘:MHD(MagnetoHydroDynamic)発電は,電気伝導性を持つ流体のエネルギーをファラデーの電磁誘導の法則に基づいて直接電気エネルギーに変換する発電方式であり,既存の回転式タービン発電機に比べてより高温の作動気体を利用できることから高効率なエネルギー変換技術の一つとして期待されている。この MHD 発電の 1 つの方式である非平衡プラズマを利用する非平衡 MHD 発電では,これまで作動気体である希ガスにアルカリ金属(シード剤)を微量添加するシードプラズマ方式の研究が主として行われ,シードを完全電離させ,電離不安定性を抑制することにより,エンタルピー抽出率31%,等エントロピー効率 63%の高い発電性能が実証されている。しかし,このシードプラズマ方式ではシード率の正確な制御はもちろんのこと,シードの注入·回収·再生装置が必要となることから,システムの複雑化が懸念されている。