ダウンサイジング過給ガソリンエンジンへのLow-Pressure Cooled EGRシステムの適用


          

刊名:自動車技術
作者:吉田慎一郎(日産自動車㈱パワートレイン技術開発本部エンジン&トランスミッション技術開発部)
伊藤行伸(日産自動車㈱パワートレイン技術開発本部エンジン&トランスミッション技術開発部)
平井直樹(日産自動車㈱パワートレイン技術開発本部エンジン&トランスミッション技術開発部)
高木大介(日産自動車㈱パワートレイン技術開発本部エンジン&トランスミッション技術開発部)
土田博文(同社同本部パワートレイン先行技術開発部)
刊号:873D0001
ISSN:0385-7298
出版年:2015
年卷期:2015, vol.69, no.9
页码:37-42
总页数:6
分类号:U46
语种:jpn
文摘:近年ガソリンエンジンの燃費向上のために,ダウンサイジング化が進んでいる.図1は,CVTを使用したときの1.6Lダウンサイジング過給ガソリンエンジンの北米の代表走行モードにおける燃料消費分担図である.週給城の使用頻度が高く,過給域の燃費改善が重要であることがわかる.過給域の燃費改善のためには,下記三つがポイントとして挙げられ,これらすべてに効果があるCooledEGRシステムが各社で開発されている.(1)ノッキングの抑制による点火時期進角; (2)排気ガス温度の低減による燃料増量領域の縮小; (3)比熱比の向上.今回われわれは,Low-pressure Cooled EGR(LP-EGR) システムを開発し,第二世代MR16DDTガソリンエンジンへ適用したので,その内容について紹介する.