時間分解EFISHG法による有機半導体薄膜における移動度異方性の直接評価


          

刊名:電子情報通信学会技術研究報告
作者:安部健太郎(東京工業大学大学院理工学研究科)
間中孝彰(東京工業大学大学院理工学研究科)
岩本光正(東京工業大学大学院理工学研究科)
刊号:734D0133-38
ISSN:0913-5685
出版年:2013
年卷期:2013, vol.113, no.98
页码:7-12
总页数:6
分类号:TN0
关键词:高分子半導体EFISHG法電気的異方性
参考中译:
语种:jpn
文摘:複数個の電極を用いる従来の電気的手法に対して、単電極を用いるだけで光学的手法によってキャリア輸送の異方性を直接かつ簡便に評価する方法を提案した。従来の電気的手法では、移動度の最大および最小となる結晶方向の決定が容易でない、移動度などの角度依存性を正確に調べることが困難といった問題があった。これに対して、提案した光学手法は、EFISHG法を用いるもので、全方位へのキャリア輸送を同時に可視化して計則できるため、電気的異方性を簡便に、かつ正確に測定できる。本報告では、開発した評価方法で、配向したフルオレン系高分子膜の輸送異方性を測定し、主鎖方向とそれに垂直な方向の移動度、ならびに温度特性から両方向に対しての移動度の活性化エネルギーを同時に決定できることなどを示した。