ターボ機械の教育での高専に対する期待(高専OBの立場から)


          

刊名:ターボ機械
作者:武田裕久(㈱電業社機械製作所)
刊号:784D0068
ISSN:0385-8839
出版年:2012
年卷期:2012, vol.40, no.7
页码:417-420
总页数:4
分类号:TK263.6
语种:jpn
文摘:国立高等工業専門学校(以下高専と略す)制度は今年創立50周年を迎え、所謂一期校ではこれを祝う催しが行われると聞いている。創立期の卒業生は既に現役を離れた者も多く、高専という教育制度が産業界に成した貢献が評価される時期、また今後進むべき方向を検証すべき時期にある。このような視点から本特集は眞に時宜を得たものといえよう。ところで、筆者は国立高専の2期生である。産業界に身を置くようになってから、40年余も出身校の近隣に勤務先を持ちながら不義理をし、学校という場に関わることなく過ごした者が、高専の教育について論ずることなど不遜の誇りは免れ得ないと思いつつ寄稿するに至ったのは、定年を前に技術者としての生活を振り返り、整理してみたいとの想いに依る。