UWB車載レーダにおける複数目標物の検知·識別に関する一検討


          

刊名:電子情報通信学会技術研究報告
作者:松波勲(長崎大学大学院工学研究科)
岡本悠希(北九州市立大学大学院国際環境工学研究科)
梶原昭博(北九州市立大学大学院国際環境工学研究科)
刊号:734D0133-44
ISSN:0913-5685
出版年:2011
年卷期:2011, vol.111, no.159
页码:11-16
总页数:6
分类号:TN91
关键词:UWBレーダクラッタ荷重パルス積分ハフ変換
参考中译:
语种:jpn
文摘:UWB車載レーダは高距離分解能ゆえに高精度な目標検知や識別が期待できるが,受信信号には人工建造物や路面や樹木等からの不要反射波信号であるクラッタが多く含まれており,また目標物からの反射波信号が複数のレンジビンに分布するため検知特性を劣化させる.そのため,パルス積分によるクラッタ抑圧処理を行うことで信号電力対クラッタ電力(SC)比を改善し,閾値判定にて目標物を検出するが,複数目標環境下ではクラッタと複数目標物との識別が困難なため,目標信号のみを効果的に積算できず目標物の検知·識別は難しい.そこで,SC比改善処理以前に目標信号とクラッタの位置や速度を検出することができれば,従来よりも低信号処理で複数目標物を検知·識別することができる.本稿では,低SC比環境下でも低信号処理で複数目標物を同時に検知および識別できる方法を提案し,その有効性について実験により確認している.