搬送波漏洩を抑圧したKa帯UWBレーダの開発


          

刊名:電子情報通信学会技術研究報告
作者:圓光寺弘基(東京電機大学工学部情報通信工学科)
西出剛彦(東京電機大学工学部情報通信工学科)
橋本夏樹(東京電機大学工学部情報通信工学科)
小林岳彦(東京電機大学工学部情報通信工学科)
刊号:734D0133-44
ISSN:0913-5685
出版年:2009
年卷期:2009, vol.109, no.233
页码:31-36
总页数:6
分类号:TN91
关键词:UWBUWBレーダ搬送波漏洩パルスレーダEIRP
参考中译:
语种:jpn
文摘:Ka帯UWB短距離レーダの放射電力は,平均EIRP(等価等方放射電力)のスペクトルマスクおよび尖頭電力で規制されている.搬送波を短パルスで振幅変調したモデュレイティドインパルスレーダにおいては,変調器として用いるミキサのアイソレーション次第で搬送波が送信信号に漏洩する.物体の検出や測距に関わらない搬送波電力の割合が大きいと,EIRPマスクの制約に収めると,最大探知距離が短くなる.搬送波漏洩を抑圧するために,搬送波を短パルスで振幅変調させるミキサに加えて,搬送波を短パルスと同期したゲートパルス信号によってON/OFFさせるもう1個のミキサを用いる方式を提案する.通常入手可能なKa帯ミキサを用いて,両測波帯の最大電力以下に搬送波漏洩を抑圧した場合,最大探知距離を4.2倍延長することができることを,計算および試作機による実験により確認した.